私(堀部)が音楽学校の学生だった頃、喉の調子が悪くて歌えなくなってしまった時、先輩に紹介してもらい、多くの声楽家が通うという声のことを専門とした耳鼻咽喉科に通って、詳しく喉の状態を診てもらって、治すことができました。
もしピアニストだったら、手首が痛くて指が動きにくい時に、整形外科に行くかもしれませんね。
病院に通ってきちんとした診断を受け、治療することはとても大切なことです。しかし、演奏に対してどのように注意したらよいのか、例えば今の状態で歌ったり演奏して大丈夫なのか、など、音楽家としてのアドバイスを受けたい場合には少し心もとない気持ちになることもあると思います。
そんな時、自分達音楽家と同じ目線で診断やアドバイスをしてくれる病院があったらどんなに安心できるでしょう。
このような考えから、音楽家や声楽家の施術を専門、または得意とする整体院もあってもいい、というか必要なのではないかと考えるようになりました。
もちろん、整体院では診断、治療をすることは出来ませんが、病院で診断のつかない不調、病院で治療しながらでも症状を緩和する施術等、整体院だから対応できることもたくさんあります。
例えば「声が出づらくなったが耳鼻科に行っても原因がわからない」「ピアニストやヴァイオリニストが指が動かしづらくなったが、整形外科に行っても原因がわからない」ということになると、プロで活動している方にとっては、仕事や生活に直接関わってくることで、より専門的なところで診てほしいと思うのは当然のことです。
もし、そういった音楽家、声楽家専門の整体院が近くにない時は、第一線級の活動をしている演奏家ならば、評判の良い整体院へ飛行機に乗ってでも、施術を受けに行くかもしれません。
ポピュラー音楽の売れっ子ミュージシャンは、ライブツアーの時には専門のトレーナーを同行するというようなことも今は珍しいことではありませんが、一般の音楽家や音楽愛好者は、そこまでのことはでませんし、実際どこに頼ったらいいか困ることもあるでしょう。
そこで、
音楽教室を開校して30年近くになる私(堀部)は、声楽家、またはピアノやリコーダーの指導をする中で当然持っている知識や経験と、整体師として10年近く施術を行ってきた中での知識や経験を合体し、音楽や歌を専門とする人、アマチュアオケや合唱団に入っていたり、カラオケファンなど趣味で音楽を楽しむ人まで幅広い方に、安心して頼って頂ける音楽家専門の整体施術を提供しています。
スタッフの江口先生も、学生時代から吹奏楽ではトランペットを吹き、フォルクローレのサークルではチャランゴを弾き、私と共にアカペラやゴスペルもやったり、NHKの有名番組にもバックコーラスで参加、サントリホールのステージに立ったり、ウィーンの楽友協会で「第九」の合唱を歌ったりと、プロではないですが音楽のことをよく理解し、私と共に音楽家専門施術にも携わってもらっています。
急に
声が出づらくなった、
指が動きにくくなった、
呼吸がしづらくなった、
楽譜が見づらくなった、
耳が聞こえづらくなったなどの時に来て頂くのもいいと思いますが、普段から、よりいい声を出せるようにする、早いパッセージを難なく弾けるようにする、深く安定した呼吸で、いくら練習しても疲れにくい体の状態に保つなどの目的で、定期的に通われることもお勧めいたします。
まずは、一度音楽家専門施術をご体験ください。
(追記)
音楽家の中の「歌手(シンガー)のための整体」を新たにコースとして追加しました。
詳細な紹介文も載せておりますので、ぜひご覧ください。
歌手(シンガー)のための整体コース
歌を歌う方以外で、楽器演奏をされる方の、腱鞘炎、バネ指、その他のお悩みの方も、こちらの「歌い手(シンガー)のための整体」でご予約頂いても構いませんし、「
症状改善コース」から申し込まれても、どちらでも対応させて頂きます。